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部活とサークル、どう違う?【新歓2024年最新版】現役横浜国立大生が教える「知るべき基礎知識」

部活とサークル、どう違う? もっと早く知りたかった「基礎知識」

サークルや部活による新歓はまだ行われていますが、新入生のみなさんはそろそろ本命を決めなければいけない時期が近づいてきました。そこで今一度、サークルや部活についての基礎知識やメリット、デメリットなどをおさらいしてみましょう。これまでチームナビで公開した記事全5本をまとめてご紹介します! どこにしようか決めかねている人は、自分に合うサークルや部活がはっきりと見えてくるかもしれません。

部活はサークルと違う? 後悔しない「部活の選び方」

まずは、サークルや部活についての基礎知識を、新歓事情に詳しい横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」副委員長・伊達陽東さんに聞きました。

伊達さん 部活動は、自分の才能や技術を伸ばすだけでなく、記憶に残る思い出作りや、一生モノとなる友人との出会いなども期待できます。そもそも大学の部活とは一体何なのか。基本的なことから、後悔しない選び方についてお話ししていきます。

大学の部活って何?

部活は、言わずもがな運動部と文化部に分けられます。
運動部は、一般的には大学の組織のひとつである体育会に所属するスポーツの団体を言うことが多いです。文化部は、運動部以外の団体を言い、吹奏楽部や演劇部などが挙げられます。

運動部も文化部もほとんどが大学の名を背負って大会に出場し、勝利することを目的として活動しています。

ちなみに、僕たちの大学に体育会はなく、団体をカテゴライズする際に体育系団体、文化系団体という分け方を用いているようです。

また、大学によっては体育会にもサークルにも属さない中間的立ち位置の運動部や、これは文化部に多いかもしれませんが、サークルなのに「部」とつけている団体もあります。

サークルとは、大会出場や勝利を目指す部活とは異なり、「楽しさ」を重視した活動を行う団体を言います。ですから、運動系でも体育会に属していません。名称は特に決まりがなく、「◯◯サークル」に限らず、「◯◯部」や「◯◯研究会」、「◯◯同好会」など様々なスタイルがあります。

部活に話を戻しますと、なかでも運動部は体育会に所属することで顧問の先生がつき、大学から予算がおりたり、活動場所を借りられるといったメリットがあります。自分が入りたい部活が運動部であれば、体育会に属しているか否かは事前にチェックしておいた方が無難です。

後悔しない「部活の選び方」

中高まで自分がやっていたものを続けるか、新しいことを始めるか。部活を選ぶ時は、まずこちらを出発点にすると考えやすいと思います。今まで積み重ねてきたものを活かし、さらに向上を目指したいなら前者ですよね。

大学から何か新しいスポーツをしたいのであれば、中学、高校にはなかなかないものが良いと思います。ラクロスやフェンシング、ラグビーなどですね。理由は、経験者が少ないのでみんなが同じスタートラインで始められるからです。引け目を感じずに練習に打ち込めると思います。

※2024.03.15配信

 

後悔しない「部活の選び方」は他にもまだある! 続きはコチラをどうぞ。
部活はサークルと違う?【新歓2024年最新版】横浜国立大生が教える「後悔しない部活の選び方」をもっと読む!

部活はサークルと違う?【新歓2024年最新版】横浜国立大生が教える「後悔しない部活の選び方」

サークルよりも良い点は…? 「部活に入るメリット」

続いて同委員会「LuckyDip」の委員長・笹川瑞希さんには、「部活に入るメリット」をお話しいただきました。

笹川さん 部活、特に運動部は練習頻度も量も多く、ハードなイメージがありますが、メリットもちゃんとあります。主にサークルよりも優れている点をお話しします。

整った環境と指導のもと、競技に打ち込める

運動部の多くは体育会に所属しています。所属することで顧問の先生がつき、学内で練習場所を設けることができて、活動費も大学から予算が出ます。
但し、その代わりと言うのもなんですが、部員は大学の名を背負う看板にならなければいけません。大学の知名度をあげるためにも、大会出場、好成績を出すというミッションが課せられるのです。

とはいえ、それはノルマというわけではありません。責任を感じる学生もいますが、自分のために高みを目指す学生も多くいます。それを考えると、部活に入るメリットのひとつ目は、整った環境のもとで、質の高い練習ができるということが挙げられます。

技術だけでなく、人間力も高められる

大学の部活の指導者の方々は、よく指導方針に、その競技を通して社会に通用する人間性を育てる、というようなことを掲げられています。特に武道系は、礼儀礼節を大切にしています。このことから、技術力の向上に限らず、人間力や社会性を身につけられると言えます。

また、先輩や後輩との接点が多く、縦の繋がりもできるので、人間関係の築き方、目上の人への接し方なども覚えられるでしょう。学生のうちにこれらを学べるというのも大きなメリットだと思います。

※2024.03.16配信

 

部活に入るメリットは他にもまだある! 続きはコチラをどうぞ。
サークルよりも良い点は…?【新歓2024年最新版】現役大学生が教える「部活に入るメリット」をもっと読む!

サークルよりも良い点は…?【新歓2024年最新版】現役大学生が教える「部活に入るメリット」

大学デビューでも遅くない? 「大学から始められる部活」

「大学から始められる部活の特徴」についても笹川さんに聞きました。

笹川さん こちらも主に運動部についてのお話になります。未経験の競技を大学から始めてみたい。そう考える人は少なくないはずです。結果的に言えば、大学から「始めてはいけない部活」なんてものはありません。ですが、大学から「始められない部活」というものは存在しています。詳しくご紹介しましょう。

実は、大学から「始められない部活」がある

それは、一般募集を行わず、スカウトやスポーツ推薦枠でしか募らない部活です。また、一般募集はしているけれど、セレクションあり、という部活もあります。身体能力の高い人は別として、多くの未経験者にとってはかなり狭き門となるでしょう。主にメジャーな競技、野球やサッカー、バスケ、バレーボールの部活によく見られます。

そもそも運動部は、大学の組織である体育会に所属しているところがほとんどです(体育会がない大学もあります)。そこに所属するということは、大学の名をかけて大会に出場し勝利を目指すことが、使命の一つにもなります。大学側にしたら知名度やステータスを上げたいわけですから、強い選手がほしいですよね。ならば、こちらから声をかけて、確保しておくのが効率的なのです。

ということから、自分は未経験だけど、大学からメジャー競技の部活に入ってみたい、と思う人は要注意です。募集要項をしっかりと確認しておきましょう。

大学から始められる「おすすめの部活」

とにかく何か新しい競技を始めたい、という人であれば、おすすめの部活はあります。それは、中高の部活には見られない、いわゆるマイナースポーツの部活です。ラクロスやアメフト、ラグビーやフェンシングなどが挙げられます。

最大のメリットは、ほとんどが未経験者なので、引け目を感じず、同じレベルからスタートできることです。
技術の習得はもちろん、用具を揃えたり、ルールを覚えたりと、色々と大変な面はありますが、レベルの差がないということは、とても始めやすいと思います。

とはいえ、意外な落とし穴に気を付ける必要があります。僕の友人Kくんのエピソードをご紹介しましょう。Kくんは先述したような、中高ではあまり見られない競技の部活に入りました。スタートは順調でしたが、想定外のことがあったようで…。

※2024.03.18配信

 

気になる! Kくんの体験談はコチラをどうぞ。
大学デビューでも遅くない?【新歓2024年最新版】現役男子大生が教える「大学から始められる部活」をもっと読む!

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サークルや部活とは違う?【新歓2024年最新版】事情通の現役男子大生が教える「学生団体の特徴」

サークルや部活の他に、学生団体という組織もあることを知っていますか。伊達さんが、知る人ぞ知る!? 学生団体についてをお伝えします。サークルや部活と同じ仲間なのか、全くの別ものなのか、真相がわかります!

伊達さん 何かの組織に所属して行動を起こすことは、さまざまな価値観に出会え、これまでになかった考え方を学べたり、知らなかった世界を見ることができます。なかでもサークルは「楽しさ」を重視した趣味を深堀りできる団体、部活は主に運動部ですと、多くが体育会に所属し、大会での勝利を目指すものと考えることができます。では、学生団体とは何なのか、これからお話ししていきます。

学生団体って?

先述したように、一般的にサークルの目的は楽しさ、部活の中でも体育会所属の運動部は勝利であることに対し、学生団体のそれは社会活動とすることが多いようです。自分たちのメリットよりも、社会に役立つことを考えて活動をしているということになります。

僕たちの委員会もそのひとつと言えます。僕たちは学生協の中にある組織で、「横浜国立大生(組合員)がやってほしいこと」と「自分たちがやりたいこと」、「生協が求めていること」の3つの現状を見たうえで、すべてを満たした活動は何なのかを企画、議論し運営しています。

例えば、春は新1年生が他学年と触れ合えるような「学科別交流会」を毎年企画していたり、生協の店舗とコラボレーションした企画も行ったりしています。また、Kokudai-Walkerという横浜国立大学と生協のフリーペーパーを年2回発行しています。そのほか、新入生向けの冊子である大学生活のしおり、国大生の食生活応援冊子など、オープンキャンパス時に受験生に配布しているオープンキャンパス冊子と合わせると、1年間で合計1万冊以上を発行しています。

自分たちのやりたいことが、学生や生協の役に立つことにつながるというのは、とてもやりがいがあります。誰かのために動くことの良さを実感できると思います。

どんな人に向いている?

シンプルですが、まずは社会貢献をしたい人は学生団体にぜひとも入っていただきたいと思います。こちらをメインに活動してもいいですし、それぞれの活動頻度によりますが、サークルや部活を主軸に置きながら、学生団体に入るということもできます。

また、僕たちの委員会で言うと、主な仕事はさまざまな企画を立てて実行に移す、ということになります。企画立案、運営というのは、部活やサークルではなかなかできない分野だと思うので、そちらに興味がある人は多くを学べると思います。

※2024.03.21配信

 

学生団体はガクチカに利用できる!? 続きはコチラをどうぞ。
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サークル、入るべき?【新歓2024年最新版】大学生直伝「サークルに入らないメリット、デメリット」

そもそもサークルや部活への加入はマストではありません。「入らない」という選択肢ももちろんできます。そこで笹川さんには、「サークルや部活に入らないメリット、デメリット」をお聞きしました。

笹川さん 僕はこの委員会に入ったことで、仕事のやりがいや仲間との出会いなど、いろいろなものを得ることができました。入って良かったと心から思えていますが、そうした団体に入らないことで得られるメリットもちゃんとあります。デメリットと合わせてお話しします。

サークルや部活などに“入らない”で生じること

入らないことのデメリットをお伝えする前に、僕が部活や委員会に入ったことで得られたことをお話しさせてください。
僕は高校の部活、大学のこの委員会に所属したことで、集団意識を持てるようになりました。昔は、自分のことしか頭にありませんでしたが、どうすれば後輩が活動しやすくなるか、そして団体全体をよくするにはどうすればいいのか、そういったことを考えられるようになったのです。

また、退部する人の理由やその後を知ることで、そういう進路もあるのかと気づきを得られたり、プレゼンが上手な子からは資料の作り方を学べたりしました。ですから、サークルや部活に入ると、同年代のお手本となる人を見つけやすいのかなと思います。

では、逆にこれらを得られないと考えると、それが入らないことで生じるデメリット、と言えますよね。同年代と交流できないということは、例えばですが過去問を共有してもらえないですし(地味に辛いです)、先輩とのつながりを作りにくいということにもなります。学部によっては関係を築けるかもしれませんが、僕が在籍する理工学部は、先輩との関わりが一切ないので、サークルや部活に入らないと上下の知り合いを作れないんですね。これをどう捉えるかは人によりますが、僕は大きなデメリットだと思います。

大学に行った時に、誰かしら知り合いがいるというのは、何かと心強いというか安心できるものです。たまたま会って、学食でランチやお茶をしながらおしゃべりするのも、大学へ通う楽しみのひとつだったりします。そう考えるとサークルや部活に入らないデメリットは意外と大きいのかなと思います。

“入らない”ことで得られるメリット

自分のやりたいことが、サークルや部活ではなかった時、団体活動に費やす時間を丸々、自分がやりたいことに注ぐことができます。ポピュラーなものですと、アルバイトが挙げられるでしょう。

バイトをすることで、多くは人とのコミュニケーションが生まれますから、サークルや部活では知り合うことができない、さまざまな年齢や職業、価値観の人と接する機会を持つことができます。また、お金を稼ぐことができる、というのも大きなポイントです。

※2024.03.22配信

 

サークルに入らないメリットは他にもある? 続きはコチラをどうぞ。
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サークルや部活は、コチラで簡単に探すことができます!

全国のサークルや部活、アマチュアスポーツチームを集めた検索情報サイト
『チームナビ』
https://joynup.jp/ja/teamnavi

 

教えてくれた笹川さん、伊達さんの所属サークルはコチラ。

横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」
大学生協と連携して横浜国立大生の大学生活を充実させるイベントを企画・運営。他にも大学祭への出店、大学と協力したオープンキャンパスでの学生イベントの企画・運営等幅広く活動中。

公式HP
http://luckydip.wp.xdomain.jp/

公式X
https://twitter.com/LuckyDip_YNU

 

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