事情通の現役大学生が教える「サークルの意外な注意点」と運動系の特徴
4月の入学式を境に、これまでSNSがメインだったサークルや部活などによる新歓活動が一気に表面化し、まるでお祭りのようなアピール合戦が多くの大学で繰り広げられることになるでしょう。新1年生となるみなさん、心の準備はできていますか。
「サークルがありすぎて、どれがいいのかわからない!」そんな迷える子羊にならないよう、今のうちにサークルの基本をおさえておきましょう。そこで、新歓事情通の横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」委員長の笹川瑞希さんに「サークルの意外な注意点」と運動系の特徴を聞きました。
1. 運動系は同じ競技で複数のサークルがある
運動系サークルは、大学の代表としての大会出場が目的ではないこともあり、ひとつの競技で複数のサークルがあることが大きな特徴と言えます。例えばテニス、ダンスなどが多いですね。似たような団体がいくつもあるという状況で、自分の意向に合うサークルを見抜くには、情報収集が欠かせません。先輩や口コミ、公式HPやSNSで得ることも一つですが、百聞は一見にしかずですから、直接出向いて確かめるのが一番でしょう。
見学会や体験会などでサークルの活動の様子や雰囲気、人間関係をしっかりと見極めましょう。入ってみたら、飲みがメインだったという話も少なくありません。後悔のないよう自分の目でチェックするのです。
2. 新歓のタイミングで無理に入らなくてもいい
1では、後悔のないよう入念に見極めることを強調しましたが、もっと気楽に考えても良いのがサークルです。運営側にしたら、新歓時期に入ってもらいたいのは山々ですが、そのタイミングがマストというルールはありません。
代が変わり、新1年生が一斉に入るので、新規でも馴染みやすい、というだけです。この春から初めて一人暮らしを始める人などは、日々の生活に精一杯でサークルのことまで考えが追いつかないかもしれません。前期ではまだ入らず、後期や2年生で入ることもできるので、自分のペースでサークル選びをしましょう。
確かに新歓時期の方が仲間を作りやすいと言えますが、そこに囚われる必要があるかどうかは、自分が何を求めているかによって変わってくると思います。自分の目的や条件、優先順位を明確にしておくと判断しやすいと思います。
但し、サークルによっては募集を新歓時や新1年生限定としているところがあります。少しでも興味の湧いた団体があれば、募集時期を必ずチェックしておきましょう。
3. 新歓のタイミングを逃さない方がいい場合も
2とは矛盾しますが、サークルはやはり1年の初めのうちから所属していた方がいいという考え方も、もちろんあります。それは、サークルに入りたい理由が交流を持ちたい、人脈を広げたいということを重要視している場合です。
2年生から入るとなると、ある程度の人間関係ができていることは覚悟しておいた方が良いです。そう考えると、知らない人だらけの中でゼロから人間関係を構築するタイミングに最初の段階からいた方が断然関係を作りやすいと言えます。
ですから、新歓でとりあえず複数のサークルに入っておいて(兼サー)、負担を感じたり、希望と違うと思ったら抜けるという選択肢もありです。両立がなかなか難しいことから、2年生になりどれかに絞る人が多いようにも見受けられます。運営側にしたら残念ですが、それは想定内のことでもあるので、難しく考える必要はないのです。
但し、僕たちの大学では、テニスサークルの兼サーが禁止されています。大学ごとに独自ルールがある場合も考えられるので、注意が必要です。
ーサークル探しは、自分の考え方次第で大きく変わることがわかりました。まずは、自分と向き合うことから始め、整理ができたらサークルに目を向けると、選びやすくなるかもしれません。自分好みのサークルに出会いましょう。
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横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」
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