横浜国立大生が教える「後悔しない部活の選び方」
春から大学生になるみなさん、待ちに待ったキャンパスライフがいよいよスタートします。「大学といえば?」と聞かれたら、思い浮かぶもののひとつに、部活やサークル活動があると思います。
入学式後からの約1か月間は、部活やサークルによる新入生を歓迎するさまざまな活動、いわゆる「新歓」の最盛期です。アピール合戦は、みなさんの想像を超えるほど強烈なものかもしれません。果たして自分を見失わずに、希望の団体を見つけられるでしょうか。
そこで、今から知っておくべきサークルや部活についての基礎知識を、横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」副委員長・伊達陽東さんにお聞きしました。今回は、「部活の選び方」をお伝えします。
大学の部活って何?
部活は、言わずもがな運動部と文化部に分けられます。
運動部は、一般的には大学の組織のひとつである体育会に所属するスポーツの団体を言うことが多いです。文化部は、運動部以外の団体を言い、吹奏楽部や演劇部などが挙げられます。
運動部も文化部もほとんどが大学の名を背負って大会に出場し、勝利することを目的として活動しています。
ちなみに、僕たちの大学に体育会はなく、団体をカテゴライズする際に体育系団体、文化系団体という分け方を用いているようです。
また、大学によっては体育会にもサークルにも属さない中間的立ち位置の運動部や、これは文化部に多いかもしれませんが、サークルなのに「部」とつけている団体もあります。
サークルとは、大会出場や勝利を目指す部活とは異なり、「楽しさ」を重視した活動を行う団体を言います。ですから、運動系でも体育会に属していません。名称は特に決まりがなく、「◯◯サークル」に限らず、「◯◯部」や「◯◯研究会」、「◯◯同好会」など様々なスタイルがあります。
部活に話を戻しますと、なかでも運動部は体育会に所属することで顧問の先生がつき、大学から予算がおりたり、活動場所を借りられるといったメリットがあります。自分が入りたい部活が運動部であれば、体育会に属しているか否かは事前にチェックしておいた方が無難です。
後悔しない「部活の選び方」
中高まで自分がやっていたものを続けるか、新しいことを始めるか。部活を選ぶ時は、まずこちらを出発点にすると考えやすいと思います。今まで積み重ねてきたものを活かし、さらに向上を目指したいなら前者ですよね。
大学から何か新しいスポーツをしたいのであれば、中学、高校にはなかなかないものが良いと思います。ラクロスやフェンシング、ラグビーなどですね。理由は、経験者が少ないのでみんなが同じスタートラインで始められるからです。引け目を感じずに練習に打ち込めると思います。
また、ひとつの競技に絞ったうえで、部活かサークルか迷った場合は、どれだけそのスポーツをやりたいか、そのスポーツにどれだけ時間を割けるかということを目安に考えると良いでしょう。
大会での勝利を掲げるだけに、一般的に部活は練習頻度が高く、練習量も多いイメージがあります。また、用具が必要な競技はそれらを揃えるお金も必要になり、ある程度の質も求めなければならないでしょう。加えて、遠征費もかかります。それでもやりたいと思えるのが部活なのだと思います。
ー新歓事情通が教える「部活の選び方」でした。サークルではなく、部活を選ぶということは、それなりに強い意欲と覚悟が必要と言えるでしょう。時間やお金などの犠牲を伴うという見方もできるかもしれませんが、得られるものは大きいはずです。ある競技やジャンルが大好きで、さらなる高みを目指したいと思う人は、存分に部活動に打ち込みましょう。
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横浜国立大学生協学生委員会「LuckyDip」
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