バレーボールに必要なアイテム
平凡な子持ち主婦が、人生計画に全くなかったバレーボールをひょんなことから始めてはや10年。彼女が、趣味程度にバレーを始めたい大学生や社会人の皆さんへ「バレーボールを始める前に用意するもの」をお話しします。
まさか、まさかワンオペ育児に日々ヘロヘロの私が、バレーボールを始めるなんて。青天の霹靂とはまさにこのことだ！ と思い続けながらもうすぐ10年。1年に及ぶ友人の説得の末、バレーボールのクラブチームに入った私は、いつの間にかベテランの域に達しようとしています。
仕事をしているので、現在は月に1、2回くらいしか参加できていませんが、ちょっとおっくうだなと思いつつも、練習に行ってみると心身が軽くなるんです。上手い下手は置いておいて、バレーボールという競技そのものと、仲間との会話がひたすら楽しい。頭の中を占めていた面倒なことや、ネトネトと体にまとわりついていた疲労が、いつの間にか小さくなる感じ。練習後は毎回、行ってよかった！ と心の底から思います。
そんな私が「バレーボールを始める前に用意するもの」をご紹介していきます。大学生や社会人など、趣味でバレーボールを楽しみたい方々が気軽に揃えられるものばかりです。ぜひ参考にしてくださいね。
1. シューズ
テンションはすでに高いかもしれませんが、もっと高めるために、とりあえず「カッコいい！」「上手くなれそう！」「とにかく良いかも！」と自分好みのデザインのものを選んじゃってください。専用シューズはもちろん専用なので良いのだと思いますが、私の知り合いは普通のスニーカーでプレーしています。
いわゆる、ガチ、ですとアタッカーはジャンプするので足首を守るハイカットが望ましく、レシーバーは逆に足首を自由に動かせるローカットが良い、と言われます。ですが、私のようなあくまでも趣味や気分転換としてバレーをやるのであれば、単純にお気に入り、でいいと思います。シューズを眺めるたびにやる気が湧くって最高ではありませんか！
2. サポーター（肘、膝）
地味に絶対必要なのがサポーター、特に膝用はマストです。これまたガチですと、あえて膝を床につかずにボールを拾えるよう、サポーター無しを自ら課すこともあります。ですが、何度も言います。「趣味レベルで楽しむ」のでしたら、必ず用意しましょう。
例えば無しで行った場合、この後ご紹介するスパッツの膝部分や上着の肘部分はあっという間に穴が開きます。また、スパッツ無し、上着が半袖の場合は、肘や膝がヒリヒリと擦り傷だらけになります。
痛みを伴う楽しみって、当然ながら楽しくなくなりますよね。存分に楽しさを味わうためにも、サポーターは必需品です。
3. パンツ
サポーターをするので、短パンがいいでしょう。一時的なブームなのか、定番なのかは分かりませんが、私の周囲は、短いほどおしゃれ、という感覚を持っている人が多い気がします。夏はテロテロの薄い素材、冬はジャージー素材と気温に合わせて変えてもいいでしょう。
何もバレー専用のパンツでなくてもいいと思います。ランニング用やサッカーパンツもOKです。動きやすく周囲が不快にならない程度におしゃれを楽しみましょう。
4. スパッツ
短パンだとお股がスースーする、あるあるですよね。その場合は、スパッツを下に履きましょう。スパッツだけは、安価なものは避けた方がいいと思います。何度も洗濯するとヨレヨレになり生地も薄くなりやすいからです。
やはりここは、名の知れたスポーツブランドのものが安心です。しっかりフィットし、いつまでも形が崩れることがありません。
お腹を締め付けるのがイヤな方は、足首から太ももまでを覆うロングサポーターというものがあります。実は今、私はこれを買いたいんですよね。バレーボールの時は、自分を縛る全てのものから解放されたいのです、たぷたぷのお腹は特に（笑）。
5. トップス
簡単に言うとTシャツで問題ないです。ただ、汗の吸収や速乾など機能性を求めるなら、スポーツ向けのTシャツをおすすめします。ですが、バレーボール向けで探すと、なかなかデザイン性の高いものに出会えなかったりします（個人の感想です！）。
競技にこだわることなく、サッカーや野球、バスケなど範囲を広げて練習着を探すと、自分好みがきっと見つかると思います。何度も言います、自分が楽しければそれでいいのです！
6. ウエア（上下）
寒い時期の練習前後や移動時に着るものですね。ウォーミングアップやパス練習などが無理なくできる動きやすいものを選びましょう。ジャージでいいです。逆にジャージじゃなくてもいいです。
但し、ボトムは裾が絞られている形はやめた方がベターです。なぜなら、膝のサポーターって、プレー以外の時は足首までおろしておくことが多いんですね。その状態でのボトムの脱ぎ履きは、裾が絞られていると窮屈極まりないのです。
また、時間がない時は、シューズを履いたままボトムを脱ぎ履きしたいですよね（ズボラすぎます？）。ですから、裾が広めや、脇にファスナーがついていたりするタイプがおすすめです。とはいえ、どうしても裾が絞られたタイプがいい！ と思う方は、今はオーバーサイズのデザインのものもあり、それは脱ぎ履きしやすいです。
トップスに関しても、同じく脱ぎ着しやすいようファスナーで開け閉めできる羽織りものがいいと思います。
7. 水筒など
水分補給は絶対しますから、必ず持っていきましょう。たいがい暑くなるのでアイスか常温で、入れ物は本当に何でもOKです。また、夏だけでなくいつでも、脱水予防にタブレットやスポーツドリンクも持参しておくと安心です。
夏場は保冷剤やアイスノンがおすすめです。持ち帰り用のケーキやアイスを買うとよくもらう保冷剤をタオルで巻き、それを首からかけたりすると、ひんやりと冷たさを感じながら練習できます。休憩時は、大きめのアイスノンでがっつり体を冷やしましょう。これらは保冷バックに入れて持っていきます。
8. タオル、テーピング用テープ
汗をかくのでタオルも必須です。テーピング用のテープは突き指などをした時にサポートしてくれるので、あったらなお良い、と言うレベルです。チームで常備している場合もあるので、そんなに気にしなくていいかもしれません。
突き指をした場合は、指を固定するサポーターが売られているので、それをおすすめします。ですが、怪我したら購入すればよく、始める前は準備しなくてもいいと思います。
ー「バレーボールを始める前に用意するもの」でした。正直なところ、サポーターとシューズさえあればすぐにプレーできます。趣味のバレーボールは、気楽にできるものなのです！
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